オイカワ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オイカワとは、コイ目・コイ科・ダニオ亜科(ラスボラ亜科、ハエジャコ亜科とも)に分類される魚。

体長は15pほど。背中は灰青色で腹は銀白色。尻びれが大きく下にのびているのが特徴で、特に成体のオスは大きな尻びれをもつ。体の横にはうすいピンク色の横しまが10本ほどある。背中の背びれの前に黄色の紡錘形のもようがあって、上から見るとカワムツとよく似るが、各ひれがより大きく広がってみえる。

若魚やメス、非繁殖期のオスは目立たないが、春になるとオスは体の横が青黒くなり、顔に追星ができ、ひれが大きく赤っぽくなって独特の婚姻色へ変化する。この時期には川の流れが速い浅瀬で産卵をおこなう。

もとは琵琶湖〜瀬戸内海〜九州北部に分布する魚だったが、琵琶湖産アユの稚魚に混じって放流されることにより各地に広がり、現在では日本の河川の普通種となっている。

呼び名は各地で異なるが、多くの地方でウグイやカワムツなどと一括りに「ハヤ」と呼ばれる。 関西地方では「ちんま」と呼ぶこともある。 また、東日本には、「ヤマベ」と呼ぶ地方もある。

カワムツと分布域が重複するが、オイカワのほうが水流が速く、日当たりのよい場所を好む傾向がある。また、水の汚れにも強く、河川改修された都市部の河川にも多く生息している。

なお、カワムツとオイカワが両方生息する川では、オイカワが流れの速い「瀬」に出てくるのに対し、カワムツは流れのゆるい川底部分「淵」に追いやられることが知られる。さらにこれにアユが混じると、アユが川の浅瀬部分に生息し、オイカワは流れの中心部分に追いやられる。

おもに河川の中流域〜下流域に生息する。水生昆虫や水に落ちた昆虫、エビなどを捕食する。

美味さ  ★ ★ ★ ★
食べ方 ?
普通食べない。

水遊びの相手として古来よりなじみ深い魚である。 滋賀県では、古くからなれずしの一種である「ちんま寿司」に加工され、長期熟成されて醗酵臭が強く硬い鮒寿司よりも食べやすいという者が少なくない。 その他の地域でも甘露煮などで食用にもされるが、食べる人は少ない。
posted by さかな博士 at 07:47 | 湖・川の魚
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