サワラ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

サワラ(鰆)は、スズキ目サバ科 Scombridae に属する海水魚。体長1 m。成長するに従って、サゴシ(サゴチ)、ナギ、サワラと呼び名が変わる出世魚である。主に食用で、春が旬。


特徴
魚食性で、小魚などを食べる。成長すると体長 1 m、体重は 7 kg 程になる。産卵期は春で何回かに分けて産卵をする。いわゆる出世魚で、成長するにしたがって、呼び名が変わる。40〜50 cm までをサゴシあるいはサゴチ、50〜60 cm までをナギ、1 m ぐらいまでをサワラと呼ぶ。細身の魚であり、サゴシは狭腰、サワラは狭腹の意味である。


大きく分けて北海道南部から日本海、黄海、東シナ海に分布する系群と、瀬戸内海から西日本太平沿岸に分布する系群がある。前者は黄海、後者は瀬戸内海を産卵場としている。


近縁種
サワラ属 Scomberomorus には、約18 種が含まれる。そのうち日本近海ではサワラ S. niphonius の他に以下の4 種が見られる。


オーストラリア・スポッテッド・マッケレル Australian spotted mackerel S. munroi
オーストラリア近海に生息する。オーストラリアサワラとも。
キング・マッケレル King mackerel S.cavalla
体長180 cm に達する。オオサワラとも。
スパニッシュ・マッケレル Spanish mackerel S. maculatus
メキシコ湾に生息する。

漁業
刺し網、定置網、引き縄などで捕る。種苗生産が行われているが、最初から他の魚の稚魚を食べ、共食いも激しい。


美味さ ★ ★ ★ ★ ★
食べ方 刺身・塩焼き・西京焼き
鍋物・フライ・タタキ
かなり美味しい!
夏以外は美味いが、旬は「鰆」と漢字で書くとおり春(3〜5月)である。日本では一般に塩焼き、西京焼きなどで食べるが、岡山県周辺では鮮度の良いものを刺身で食べる。見た目は白く白身魚として取り扱われる事も多いが、成分から見ると赤身魚である。香川県などではサワラの卵巣を使ってカラスミをつくる。

中国では「鮁魚」、「藍点馬鮫」などといい、蒸し魚、煮魚などにする他、大連などでは餃子の具にもする。台湾では、蒸し魚などの他、切り身を天麩羅にしたり、その天麩羅をとろみスープに入れたりすることが多い。
posted by さかな博士 at 19:24 | 海の魚
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